未経験者向け!IT業界でのスキルアップに資格取得は役に立つの!?

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こんにちは、@Manabu です。

IT業界に挑戦したい人で、資格の取得について興味がある方向けの記事になります。

就職先にIT業界を選んだ人の多くは、仕事を始める前に何かするべきことはないか考えことがあると思います。

どんな勉強をすればいいんだろう?

資格は役に立つのかな?

この記事では、IT未経験者がスキルアップのために資格を取得することについて、実際はどうなのかということを紹介していきたいと思います。

メリットもデメリットもあると思うので、ぜひ記事を参考にして自分に合ったスキルアップの方法を検討してください。

スキルアップの方法

IT業界でスキルアップするためにはさまざまな方法がありますが、大きく分けて「実践経験を積む」と「資格を取る」の二つがあります。

仕事を始めると前者の方が必要になると思いますが、未経験の段階で経験を積むことは難しいと思うので、未経験者向けのスキルアップの方法について紹介します。

自分で何か作ってみる

スキルアップを目標にする上で最もおすすめな方法は、自分で何かを作ってみるです。

作るものは何でも構いません。ブログ、アプリ、ゲーム、Webページ…たくさんある選択肢から、一番作ってみたいものに手をつけてみましょう。

今は、ネット上にたくさんの知識・体験談があるので、自作のコンテンツを作るハードルもそんなに高くありません。

特に未経験者に取っては、自分で作ることは「実践経験」になりますし、これから業務で必要な「わからないことを調べて結論を出す力」が身につくためおすすめです。

資格を取る

資格取得は、体系的に知識を学ぶための良い手段です。

未経験者にとって、勉強したいけど何からして良いかわからないなんてことはよくあると思います。

そんな時に、学習のとっかかりとして資格の勉強をすることで、基本的な知識を幅広く習得することができます。

資格取得のメリット・デメリット

資格取得で学習することのメリットがありますが、同時にデメリットとして考えられる部分も存在します。

資格を取得した後ではなく、取得前に確認しておきましょう。

メリット

未経験者が資格を取得するメリットを紹介します。

広い知識を学習できる

資格の学習を通じて、広範な知識を会計的に学ぶことができます。

特定の分野に偏らず、幅広い領域をカバーすることで、総合的なITスキルを身につけることができます。

例えば、「ITパスポート」はITの基礎理念、セキュリティ、ネットワーク、システム開発など多岐にわたる知識をカバーします。

学習意欲の証明

IT業界において、技術やツールは日々進化し続けています。

活躍するためには、絶えず学習し続づけ新しい知識に触れる必要があります。

未経験で何もわからない時から、資格を取得していることは採用担当者や上司から「学習意欲がある」というように判断されるでしょう。

学習のゴールが明確

資格の場合、「試験に合格する」という明確な目標があるため、学習のモチベーションを保ちやすくなります。

自分で何かを作るということをおすすめしているのですが、未経験の状態でエラーが頻繁に発生したり、それを解決できなかったりすると挫折する原因になります。

資格試験の場合、基本的に一問一答の回答があり、そこを覚えるようになるためエラーなどは発生せず、ゴールの達成が比較的に簡単であるメリットもあります。

デメリット

続いて、資格取得する場合のデメリットを紹介します。

私が資格の取得をやめた理由もあります。

実務で役に立ちにくい

資格で得た知識が実際の業務で直接的に役立たない場合があります。

例えば、プロジェクトがある理由から特殊な体系で動いており、学習した推奨の対応が行えない場合や、コストやセキュリティ面を鑑みて推奨事項と違う対応をする場合などがあります。

資格試験に合格しても、実務における問題解決能力やプロジェクト管理能力が必ずしも身につくわけではありません。

資格取得が目的化する

資格取得に集中するあまり、実際の実務経験やスキルの習得を後回しにしてしまうことがあります。

未経験者の方は仕方ない部分はありますが、本来は実務で役に立つスキルを身につけることが重要なはずです。

資格の取得を目的とせず、今後のスキルアップに必要なステップという認識で学習することをおすすめします。

資格の有効期限があり、費用と時間がかかる

多くの資格には有効期限があり、更新のために再び費用と時間を費やす必要があります。

例えば、AWS認定資格やCiscoの資格は一定期間ごとに再認定が必要であり、そのための学習や試験費用がかかります。

また、資格取得そのものにも初期費用がかかるため、経済的負担となることがあります。

どんな資格を取得すべき?

IT業界でのスキルアップはキャリア形成のために取得すべき資格は、個人のキャリア目標や現在の業務内容に大きく依存します。

以下に、Web開発をこれから行うことを予定している人向けにおすすめの資格を紹介します。

国家資格

国家資格は、IT業界の中で地租知識を習得するための良い手段です。

以下は、特に初心者向けのおすすめの国家資格です。

ITパスポート

情報処理技術者試験の一つで、ITに関する基礎知識を幅広く学ぶことができます。

ITの基礎理論、セキュリティ、ネットワーク、など、ITの基本を網羅しています。

未経験者やIT業界への入門者に取って、最初のステップとして最適です。

基本情報技術者試験

ITの基礎知識だけでなく、プログラミングやアルゴリズム、データベースなど、より技術的な内容も含まれます。

ITパスポートの次のステップとして、更なるスキルアップを目指す人におすすめです。

クラウド資格

クラウドコンピューティングは、現在のIT業界で非常に重要な分野です。

以下はクラウド関連の主要な資格です。

AWS認定資格

AWS(Amazon Web Services)は、クラウドにおいて最も人気のあるサービスです。

認定資格は全部で11種類あり、以下が初心者向けにおすすめの資格になります。

  • AWS Certified Cloud Practitioner (基礎資格!
  • AWS Certified Solutions Architect – Associate
  • AWS Certified Developer – Associate
  • AWS Certified SysOps Administrator – Associate

Microsoft Azure認定資格

Microsoftが提供するAzureサービスも、マイクロソフトサービスと親和性が高く人気です。

以下のような資格がおすすめです。

  • Microsoft Certified: Azure Fundamentals(Azureの基礎概念
  • Microsoft Certified: Azure Administrator Associate

Google Cloud認定資格

Google Cloud Platform (GCP)も人気で、グーグルのサービスと連携ができ、データ分析や機械学習に強みがあります。

以下のような資格があります。

  • Google Cloud Certified – Associate Cloud Engineer
  • Google Cloud Certified – Professional Data Engineer

まとめ

この記事では資格取得について紹介してきました。

最終的に求められる能力としては、実務で得た幅広い知識や問題解決能力になります。

ただ、未経験者の方にとって、最初から実務経験があるはずがないので、まずは資格の取得から学習を始めていくのが良いです。

ぜひこの記事を参考に、皆様のキャリアアップにつながればと思います。