アスリートこそIT業界に向いている?技術力で勝負するエンジニアについて

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こんにちは、@Manabu です。

就職や転職活動において、業界の選択は重要になります。

今回は、「IT業界に向いているのはスポーツ経験者ではないのか?」という自論をもとに、アスリート向けに記事を書いていきたいと思います。

私も大学まで13年間1つのスポーツに本気で取り組み、プロの選手を目指して活動していました。そんな私が、未経験からIT業界に足を踏み入れて数年経ち、今感じていることを紹介していきたいと思います。

IT業界も視野に入れているけど、未経験から挑戦するのは難しいかな?と考えている人の後押しができればと考えていますので、ぜひ見てみて下さい。

はじめに

まず、私のプロフィールと考えについて紹介します。

皆さんの経歴と照らし合わせて、参考にしていただければと思います。

私のプロフィール

学生時代と社会人になってからのプロフィールになります。

〇学生時代

・小学4年生からスポーツを始める
・中学3年時、エースとして全国大会出場
・高校3年時、エースとして全国大会出場
・大学は、1部のリーグに所属しているチームで活動(公式戦は2試合のみ出場)

〇社会人

・競技で就職できなかったため、一般企業を中心に就活
・全くの未経験からIT業界の企業に就職
・エンジニアとしての知識を付けるため、個人でも開発開始
・AWSのCLF,SAA,SAPの資格を取得
・ブログやWebアプリ、ゲームの開発中

就職した会社での業務は一通り理解でき、対応できるくらいの知識はつくようになりました。また、就職先では資格の取得や勉強をしていることから、未経験者でありながら2年目以降は新人研修の講師も担当しています。

副業でも少しずつ、お金が稼げるようになってきました。

私の主張

結論から述べると、アスリートはIT業界でも活躍できると考えています。

エンジニアやIT業界で働くために必要なことは、以下であると感じています。

  • コミュニケーション能力
  • 自分の技術を向上させる能力
  • ルールの中で上手くプレー(操作)する能力
  • ロジック的な思考

    上記の内容は、試合や練習を含めた経験の中で培っている能力に近いところがあると思いますが、心当たりはありませんか?

    これらのスキルは、特に未経験からIT業界に挑戦する方々にとって大きな武器になります。スポーツ経験者が持つこれらの能力は、テクニカルスキルだけでなく、プロジェクトを推進するための基盤となり得るため、IT業界での成功につながります。

    スポーツ経験が生きる具体例

    私の個人的な経験から得た具体的な教訓をもとに、スポーツ経験がITエンジニアとしてどのように役立っているのかを紹介します。

    コミュニケーションとヒアリング

    スポーツ経験者は、チームスポーツにおける連携や戦術を通して基礎的なコミュニケーションスキルを得ています。顧客やチームメンバーとの関係構築に、このコミュニケーションスキルは活用することができます。

    Manabu
    Manabu

    要望の機能はこれであっていますか?

    どういった目的でその機能を必要としていますか?

    ITプロジェクトにおいて、顧客の要望を正確に理解し、要件を明確にするためのヒアリングは非常いに重要です。アスリートは自分の意見をはっきり伝える力、そして相手の意見を敏感に受け取る能力を持っているため、プロジェクトの要件定義段階で重宝されます。

    チームワークと役割の理解

    アスリートはチームでの役割を理解し、それに応じて行動することが求められます。この経験は、複数のエンジニアや関連部門がかかわるITプロジェクトにおいて役立ちます。チーム内での立ち位置を把握し、適切に対応することで、効率的な開発を行うことが可能です。

    また、それぞれのメンバーがどのような役割を担っているのかを理解し、チームとしての一体感を高めることができ、その存在が必要とされ案件拡大のきっかけになることもあります。

    プロジェクトやスケジュールの管理

    スポーツをしていると、試合や練習などの予定がある程度近くなると把握できます。そして、試合日に向けて練習や体調の調整を行うために、逆算しながら計画を立てることが習慣化されていることが多いです。

    仕事でも同じで、タスクのスケジュールであったり、やらなければならないことを把握してどの順番で作業していくかなど、自分で考えて検討していく必要があります。

    そういったときに、自分の能力とやることを鑑みてスケジュールを立てることができるスポーツ選手は、進捗に関して正確に伝えることができ、チーム内や客先との信頼を築きやすいと考えられます。

    継続的な学習と成長

    IT業界は日々進化しており、最新の技術や方法論は常にアップデートされ続けています。このため、業界に足を踏み入れたばかりの新人、その中でも特に未経験者は継続的な学習が不可欠です。

    スポーツ経験者は、練習という形で常に自分の技術を磨き、新しいプレイや戦術を見つける過程に慣れています。ITでは、学び続けることが仕事の成果を左右し、キャリアの成功に直結するため、アスリートのような持続的な努力と学習への姿勢が求められます。

    「やったことないから諦める」は違う

    私が今回紹介した具体例は、IT業界に限らず、あらゆる職業で求められる能力を示しています。

    • コミュニケーション能力
    • チームワーク
    • 計画性
    • 継続的な学習

    これらのスキルは、どんな場面でも重宝されるものです。
    特にアスリートがこれらの能力を学生時代から身に着けていることは、採用側にとっても非常に魅力的に映ります。

    もし、あなたがIT業界での仕事に興味があるなら、未経験であってもそれを理由に諦める必要はありません。スポーツを始めた時も、最初からうまくできたわけではないはずです。何事も経験と学びから始まります。あなたが持つアスリートとしての経験とスキルは、技術力で勝負するIT業界で確実に役立つでしょう。

    未経験からIT業過に挑戦することは大きな壁に感じるかもしれませんが、その壁を乗り越えた先に新たな可能性が広がっています。アスリートとして培った精神を活かし、挑戦し続けることで、あなたもきっとIT業界で活躍できるはずです。

    ぜひ、興味がある方はIT業界も視野に入れて就職・転職活動を行うようにしてみて下さい。